基礎方程式のマクスウェル方程式を導入する授業で、毎回ためになるなと思って受講していました。ただ回数を追うごとに難しくなっていき、講義中の質問時間も生かせず、理解が不十分なまま講義は終了してしまいました。個人的に印象に残っているのは第1回の講義で、考える力をつけるということや、研究者としての人生についてのお話はとてもためになりました。内容をあまり理解できなかった学生として、授業の提案をさせていただきます。
① ベクトル解析関連
∇やdivなどの記号の導入後に∇・(∇×A)=0などの公式の証明を練習問題として各自に解かせるなど、何らかの形で学習の機会を作った方がいいのではないかと感じました。個人的にもベクトル解析でつまずいて、マクスウェル方程式のあたりを十分に理解することはできなかった。
② 授業内容(進度)
講義の時間が限られているのは確かだが、マクスウェル方程式の導出でほとんど終わっていて、結局この4つの式(やたら難しく見える)をどう利用できて有用なのかといった面がわかりませんでした。補足的な感じでもいいので、実際の使用例を出していただけるとありがたかったです。
③ 知識のギャップ
教授の先生方には常識であって、学生にとっては常識ではないことで∇2、積分 drのdrが前に出ているなど、面積分、体積積分について少し説明してもいいと思います。