2017年度 量子力学Ⅱ
講義ノート（7月8日更新）
- 講義ノートはあくまで参考程度にしてください。実際に講義で行った内容は、授業進行欄の内容をご覧ください。
試験
- 中間試験（6/13 2限）
- 試験範囲は講義ノートの第6章までと、演習問題の No.7 までです。
- 持ち込みは不可です。
- 期末試験（7/18 2限）
- 試験範囲は講義ノートの第10章を除く全範囲（第1章から第9章まで）と、演習問題のすべて（No.1 から No.11 まで）です。
- 持ち込みは不可です。
授業進行
| 日付 | 回 | 内容 | 演習問題 | |
|---|---|---|---|---|
| 4/11 | 1 | ヒルベルト空間、量子力学の基本公理（状態、物理量、時間発展、測定過程） | No.1 | |
| 4/18 | 2 | 演算子と行列要素の転置、ハミルトニアン、演算子の時間微分、エネルギー固有状態の直交性、同時固有状態、シュレーディンガー表示とハイゼンベルグ表示、不確定性関係 | No.2 | |
| 4/25 | 3 | アインシュタイン・ドブロイの関係式と量子化の規則、確率の保存と量子圧力、シュレーディンガー方程式の解の一般的性質、基底状態の波動関数の性質、振動定理、時間反転 | No.3 | |
| 5/2 | 4 | 対称性と保存則。古典力学との対応、時間並進対称性、空間並進対称性、空間の等方性、離散対称性（パリティ、周期対称性） | No.4 | |
| 5/9 | 5 | 軌道角運動量、講義ノート 式 (5.52) まで終了 | No.5 | |
| 5/16 | 6 | 球面調和関数（残り）、スピン角運動量、角運動量の合成、パリティ、時間反転とクラマース縮退 | No.6 | |
| 5/23 | 7 | 調和振動子（1，2，3次元）（講義ノート 第6章） | No.7 | |
| 6/6 | 8 | 中心対称場での運動（講義ノート 第7章） | No.8 | |
| 6/13 | 9 | 中間試験 | ||
| 6/20 | 10 | 時間に依存しない摂動論、永年方程式（講義ノート 8.1-8.2） | No.9 | |
| 6/27 | 11 | 時間に依存する摂動論、外部摂動をスイッチオンする場合、フェルミの黄金律、時間とエネルギーの不確定性関係（講義ノート 8.3-8.6） | No.10 | |
| 7/4 | 12 | 準古典近似（講義ノート 第9章） | No.11 | |
| 7/11 | 13 | 量子力学における実在論とベルの不等式（講義ノート 第10章） | なし | |
| 7/18 | 14 | 期末試験 | ||
5/30（火）は金曜振替のため、量子力学Ⅱの講義はありません。
問題の誤りなどをみつけた場合は、ＴＡ（川畑）までお知らせください： kawaLbata＠cat.phys.s.u-Atokyo.ac.jp（LAを削除）